土地を売却しようと考えているけど、お金がいつ入るか不安ですよね。
土地売却後の資金計画を立てたい、お金がいつ入るかを知りたい、手続きが不安。
そんな悩みをお持ちのあなたのために、この記事を通し、土地売却後、お金が入るまでの期間や手続き、注意点を詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□土地が売れてお金が入るタイミングはいつ?
土地売却後、お金が入るタイミングは大きく分けて2回あります。
1:売買契約締結時
売買契約を締結した際に、買い手から手付金を受け取ります。
手付金は、契約が成立したことを証明するもので、売買代金の10%程度が一般的です。
2:土地引き渡し時
土地の所有権が買い手に移転した際に、残りの売買代金を受け取ります。
この時、売買契約時に受け取った手付金を差し引いた金額が支払われます。
□土地売却後の注意点:手付金は全額使わない!
売買契約締結時に受け取る手付金は、土地引き渡しが完了するまで全額使わないように注意が必要です。
1:手付金の使い道
手付金は、売却の利益の一部として受け取りますが、あくまでも土地引き渡しまでの保証金のようなものです。
2:買い手の契約解除
買い手が引き渡し前に契約をキャンセルした場合、手付金は売り手のものとなります。
しかし、手付金は買い手の契約履行を取り消すための保証なので、買い手がキャンセルした場合は、売り手は手付金を受け取ることができても、売却代金を受け取ることはできません。
3:仲介手数料
買い手が契約をキャンセルした場合、不動産会社との仲介手数料は基本的に戻ってきません。
4:早めに入金を受ける方法
できるだけ早くお金を手に入れたい場合は、不動産買取という方法もあります。
不動産買取は、不動産会社が直接土地を買い取るため、仲介のように買主を探す必要がなく、入金までの期間が短縮できます。
ただし、仲介よりも売却価格は低くなる傾向があります。
□まとめ
今回の記事では、土地売却後、お金が入るまでの期間や手続き、注意点を解説しました。
土地売却後、お金が入るタイミングは売買契約締結時と土地引き渡し時の2回です。
売買契約締結時には手付金を受け取りますが、土地引き渡し前に買い手が契約をキャンセルした場合、手付金は売り手のものとなります。
手付金は全額使わず、土地引き渡しまで大切に保管しましょう。
また、できるだけ早くお金を手に入れたい場合は、不動産買取という方法も検討してみてください。